Woodland Path is Awesome!
こんにちは!あら50りっぷです。
…最近勝手に「地元が輩出したスター」として一目置いている?ヒルクライマー篠さん。
彼女のStravaを見ると、ボクの知らない地元の林道を周回コースにしていることがわかった!
…これは篠さんファンの一人としては
Let's Ride On!ということで、正確な周回コースをGoogleMapでトレースしながら走ってみることにした。
今回走ったコースはStrava(GoogleMap)では次の通り。
周回往路は、飯能市街と名郷を結ぶ県道70号を直進せずに小瀬戸の信号を右折し、さらにノグデザインの先を右折して林道に入り、一気に斜度を上げて「東峠」を越え、山向こうの東吾野駅まで下る峠越えコース。
右折して林道を進むとほどなく10%級の登りが始まる。
林道の入口までに一度心拍を上げておくと、急斜面の登りにもびっくりしないで対応できる。でも林道とはいえ道幅も十分あるし、路面も荒れていないので、ギアの選択さえ間違えずにシッティングで傾斜をクリアすれば、足つきなしで峠にたどり着ける。
いい感じのショートクライム、
知らなかったなあこんなコースがあったなんて!
東吾野駅までは、深緑の匂いをかぎながらの緩斜面のダウンヒル。ひたすら気持ちの良い道だ。線路脇まで降りきったところで、右手に見事な紅葉が目に飛び込んでくる。
バイクを停めてしばし撮影タイム。
気温は9℃でかなり冷え込んでいるが、この付近は日照時間が少ないためか、紅葉した葉が向きによって彩りの濃淡を見せながら折り重なっていて特別に美しい。これが見れただけでも、このコースが好きになった!
* * *
周回復路は、前に自動車でも走ったことのある長いワインディングルート。天覚山、大高山の山裾を大きくトラバースする緩斜面のコースで、小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げる。
心拍が上がるような強烈なアップヒルがないためとても走りやすい林道。カーブの度に現れる色づいた紅葉と、冬枯れ道の対比に思わず声がもれる!
細かな枝や落ち葉が道を覆っている場所もあって、下りはちょっと気を使う。
でも目を上げれば、真っ赤な紅葉が天を流れていき…。
紅葉見て高揚(コウヨウ)!なんてダジャレまで飛び出す始末。要所要所でバイクを停めて撮影を繰り返す。
一人で何度もワオ!声を上げながら、道は徐々に斜度を増し、最後のひと登りで大高山の肩付近の最高地点へ。振り返るとそこには美しい山並みが。
この時間になって、隠れていた陽射しが現れ、雲も晴れてきた。空の青と紅葉と緑に染まる山のコントラストが最高。
キレイすぎてやばいっ!
あとは県道70号に向けて下るだけなので、気分は楽勝!
峠を越えたら中藤上郷を目指して一気に駆け下る。直線的な下りでスピードもかなり出るけど、人家が現れるに連れて道は綺麗になり、峠付近のような枝や落ち葉がないから安心して走れる。
それにしても地元とは思えない趣のある鄙びた道だ。
まるで伊豆の山麓を自分が走っているような錯覚に陥る。
すでに陽は陰って、斜面に建つ民家はすっかり寒々しい影に覆われているけどそれがまた山里の雰囲気を醸し出している。
篠さんは直進して原市場自治会館のある三叉路(名郷側)に下り、さらに小沢峠を越えて成木方面に向かうんだけど、ボクは時間の関係でコースを小変更して左折し、お気に入りの下り基調の道を、再び小瀬戸信号まで戻ることにする。
次はぜひ小沢峠も越えて完全に周回をトレースしたいと思うけど、この周回コースを「ランチポタライド」と呼ぶ篠さんがどれだけヒルクライム好きかがわかる(笑)。
並の人間なら、走りたいとは思わない道をあえて繋いで周回コースにしているからだ(笑)
これを毎日走ってたら、間違いなく強くなるよ。
今日の走行距離はいつもの半分だし、獲得標高も大したことないけど、病み上がりの体にはいい刺激になった。地元の道ならなんでも知り尽くしたつもりなっていたが、まだまだ飯能は奥深し、である。久しぶりにバイクで「冒険する」楽しさを味わった気がする…。
篠さん、サンキュー!