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ロードバイクを溺愛するオトコの自転車雑学帳

CX-3のツンデレ具合にすっかりハマる

こんにちは! あら50りっぷです。

お約束どおりMazda CX-3の初乗りレビューを書いてみたいと思います。
<<<興味なき方は読み飛ばしてください>>>

納車日、関東マツダ
のお店を訪れるとCX-3がひときわ輝いて見えました。手でボディーに触ればすぐにわかるほどに丁寧に磨き上げられていたのです。営業担当の方が業務用ポリマー施工具を個人所有していて、納車前に無償でポリマーコーティングを施してくれました。前後ガラスの油膜も完璧に落とし、内装も隅々まで磨き上げられて、どこから見ても新車そのものです。本当に今回のお店との出会い、営業担当者の方との出会いに感激しました!(彼は筋肉痛で仕事にならない、とボヤいていましたが…)

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納車の2日後に、夫婦で富士五湖方面に一泊旅行にでかけることになりました。GoToトラベルが全国で一時停止を余儀なくされた今、事前予約した、普段なら予算的に宿泊できないハイエンドホテル『富士屋ホテル河口湖アネックス  富士ビューホテル(長い名前だな)』に向かいます。箱根宮ノ下にある『富士屋ホテル』と同グループなので、期待がふくらみます! でもこれでしばらく旅行もお預けかな?

富士五湖方面への旅を選んだのは、高速道路の移動時間が短いことでストレスが少なく、万が一渋滞に遭遇しても一般道で帰ってこれるギリギリの範囲にあること。もう一つは、この時期特有の降雪が心配だからです。冬タイヤは習慣的に装着しないので、突然降雪があったときにはあきらめるしかないけれど、群馬方面に向かうよりはまだ山梨方面のほうが安心感があるということで。。。
日曜出発なので、時間帯によって高速道路の渋滞を心配しましたが、そこはコロナ禍、

ヤバい! ほとんど車が走っていない!

みんなまじめに県を跨ぐ移動を控えているのかな? 遊んでばかりで本当に申し訳ありません。1時間30分程度で順調に河口湖IC出口を降りて、一旦ホテルを下見したあと周遊しながら昼食とティータイムを過ごすことにしました。

初日は湖からの強風もあってダウンジャケットを着ていても極寒。でも、見事な冬晴れの青空に一日中顔を覗かせてくれる「富士山」に、目も心もすっかり癒やされました。

高速道路の移動時も、湖に到着してからも、シートヒーターには助けられました。社内ではジャケットを着る必要がないほど、座面と背中が瞬時に温まります。温度設定はレベル3までありますが、レベル1で十分すぎる暖かさです。冬にしか使用しない機能だとは思いますが、寒い冬だからこそ欲しくてたまらない機能でもあります。かなりの加点ポイントですね!

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それにしても、眩しい太陽光の下で輝くソウルレッドは本当にきれいです。ノーズの長さと大きなホイールのデザインバランスは、どの角度から写真を撮っても絵になりますね。赤い車のオーナーになった感覚がまだ希薄なままで、他人の車を眺めるように遠巻きに見てしまいます。

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河口湖大橋を渡って湖の反対側に移動し、大石公園の近くにあるハナテラスへ。いくつもあるカフェのひとつで、2階から窓ごしに富士山を眺めながらカフェタイムです。外気温は相当冷えていて体感温度は5度くらい。でも室内は風が遮られて陽光が差し込み、ポカポカと暖かです。

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富士ビューホテルの部屋は最上階の7階でした。そこから眺める富士山の夕景です。ソウルレッドの愛車もしっかり左側に写しこみました。すべての車が社会的距離(ソーシャルディスタンス)を
とっているのが笑えますね。人間の心理は面白いものです。

ホテルで少しくつろいでから、河口湖駅そばの「山麓園」でろばた焼きを食します。飛騨の農家から移築した築150年の古民家の中で、本格的な炭火焼きが体験できます。串焼きを食べた後には
ほうとう鍋までついてきます。このコースでなんと一人2000円!! 
ほうとう1人前食べるだけでも2000円する場合もあるので、本当に良心的な価格です。
*お通しもついていましたが、追加料金は0円でした。本当にありがたい!

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炭火を前に座っていると、遠赤外線効果でカラダがポカポカと温まってきます。先程までの凍えるような寒さが嘘のように、ダウンジャケットを脱いで野菜、お肉、お魚と順番に食します。夫婦でこんなにのんびりした夕食も久しぶりだなーと感じます。生簀から出されてすぐに串刺されピクピク動き続ける鮎を、妻が本気(マジ)で怖がっていたのには驚きました。普段から大抵のものに動じない人が、動く生魚を怖がるなんて。妻が可愛く思えた出来事でした。

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翌朝も朝からいい天気。早朝露天風呂に入った後、部屋の窓から眺めた朝もやの富士山です。車のルーフが白く凍っているのがわかります。夜中にマイナスまで気温が下がったのでしょう。それにしても、窓際の大きなソファーに座ったまま、遮るもののない富士全景を眺められるなんて、その名のとおり富士ビューホテルですね。


この日はGoToクーポンを二人で4,000円分もらっていたので、贅沢ランチと河口湖遊覧船『天晴』に乗船。(12/4に新しい遊覧船にリニューアルされたばかり)GoToの1000円券1枚で大人2人まで乗船できるとのこと。なんと半額ですね! 正真正銘、これが初めての河口湖遊覧船体験となりました。河口湖大橋をくぐったり、湖面に「逆さ富士」が映る光景は遊覧船ならではで、なかなか見応えがありました。

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掲題のCX-3ツンデレ具合について。。。ひとこと
マツダ車に搭載されるマツダコネクトには、『i-DM』と呼ばれる運転判定機能があります。イグニションONからOFFまでの一連のドライバーの挙動をチェックし、運転終了後に5点満点中の評価点とアベレージ点を表示、アドバイスまでしてくれる機能です。おそらく、メリハリのある発進加速をしているか、ブレーキングはスムーズか、燃費にいいアクセルワークをしているか、そして車線を逸脱した回数などもすべて総合して点数を出しているのではないかと想像できます。

前オーナーの直近の履歴を見ると「4.4点」でなかなかいい数字です。私がドライバーなって
一気に合点が低くなってしまっては身も蓋もありません。前述の運転項目を意識しながら、かなり頭を使ってメリハリのある運転を心がけます。帰路で高速道路を降り、相当期待しながらイグニションをOFFにすると???

 

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まさかの「3.8点」!!

マジで?(笑) なんだろう?この上から目線のアドバイス。でもこのアクセルワークには実は裏があって、帰路はCX-3のレーダークルーズコントロールにすっかり任せて、私はほぼアクセルを踏んでいません。つまりこの運転評価は、CX-3自身の運転評価であって私の評価ではないのです(笑)  採点基準にもムラがあるようで、画面をスマホで撮影をしようとするときに限って、『i-DM』はかなり低い点数を示します。それ以外のときには「4.8点」とか出してくれているのにです。
*この後、何度か5点満点が出たのにはビックリしました。忖度しすぎじゃないか?

気がつけば、この『i-DM』の
ツンデレ具合にすっかり心を奪われている私。いい評価点を引き出そうと、自分の魂まで売りわたしてしまうのだから大したアプリです。この評価にはステージがまだあるようなので(私はまだステージ1)、今後どのように自分が調教されていくのか楽しみでなりません。どうせなら女上司の怒声で「この、下手くそ!」と罵倒するとか、優しい妹のように「すごい、すごい」と甘えた声を出してくれるとか(かなりマニアックだなあ)、そんな風に音声機能拡張したらMazdaユーザー以外にもファンがきっと増えると思うのですが、どうですかね? Mazdaさん?