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ロードバイクを溺愛するオトコの自転車雑学帳

28C or 25Cの微妙な違いは体感できるのか?

こんにちは! あら50りっぷです。

耐久距離6000kmとも言われるVittoria Corsaの28Cタイヤを、2年ぶりに25Cに履き替えて多少起伏のある峠コースを実走してみました。とは言うものの、23Cタイヤを卒業した後はずっと25Cタイヤで走行してきたので、今回は内幅19CのMavicリムとの適合が問題ないかどうか、安全面の確認もあってのインプレです。チューブには高評価のPanasonic製のR' Airを前後とも初めて使用してみます。

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秋雨前線の影響で連日雨が続き、先週1mmも外を乗れなかった鬱憤を晴らすべく、日曜日は早朝から走り出します。曇天で気温もそれほど上がらない予報だったので、日焼け止めクリームも塗らずに家を出てしまったことが・・・あとで大変なことに。


軽く15kmを流して、朝食はスターバックス青梅店でシナモンロール1つを食べます。
(・・・これだけだったのがマズかった・・・)エアコンの効くカフェで、本日これにて終了しようかな? と弱気の虫が泣き始めますが・・・。

 

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La Passioneジャージを着てパチリ

 

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タイヤサイズが変わっても見た目に変化はまったくありません。サイドのアメ色がいい感じ


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新品の25Cタイヤで平地を流した感じでは心配したリムとの適合も特に問題ないようで、28Cタイヤで走った場合との違いは正直わかりません。多少キビキビしたかな?? という程度。
思ったほどの費用対効果は無いようです。登り区間に入るともう少し差が出るのかな? 


青梅からは、日曜日で車の少ないバイパスを抜けて奥多摩方面に向かいます。8月も半ばを過ぎると、風が乾いているのを感じます。湿度が低くなったからでしょうか? 気持ちの良い微風も吹いて今朝は爽快なライド日和です。・・・ここまでは。

 

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曇天から一気に晴天へ。気温もぐんぐんあがり・・・


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頭から水をかぶっても、体温で一瞬で乾いてしまうほど 

ところが1時間もたたないうちに、天気予報に反して真夏のギラギラとした太陽が照りつけ、肌を焦がし始めました。気温もぐんぐんあがり「屋外運動、ヤバいんじゃない?」と感じるほどの真夏の猛暑の中、駅や公園を見つけて何度も頭から水をかぶりますが、ヒヤリとするのは最初だけで一瞬で乾いてしまいます。こんなはずじゃなかたのに、とにかく心がけて給水をとります。


県道45号の緩斜面をひたすら進み、トンネル内の冷風で身体を冷却しつつ、411号に合流すると道は傾斜を上げていきます。気温は少し下がったはずですが、ボトルの水はあっという間に白湯になって、体温の放出が難しい状況になって来ました。

さてインプレに戻ると、登り区間に入ってからは、明らかに28Cタイヤよりも25Cのほうが回転数が上がって快適なのが体感できます。高い空気圧によってタイヤ全体の剛性が上がったことにより、キビキビと感じられるのかもしれません。重量と接地面積の差は微妙なはずですが、ヒルクライム区間では25Cタイヤに軍配があがります。

 

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山間の日陰に入れば心地よい風が感じられます


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余裕に見えてもこの時点でかなりの気温。とにかく日陰に逃げ込む


残り数キロで奥多摩湖到着でしたが、家族サービスのため時間切れとなり、Uターンすることにします。
下ハンを握って下る区間、また平地区間のスピード域でも、25Cタイヤは28Cよりもキビキビしているように感じます。転がり抵抗も少ないようで、ペダリングをやめてもスピードを維持して下っていきます。ワインディングの体重移動でも、リムとの適合は問題なくしっかりとグリップを得ることが出来ました。タイヤ交換はマイナス面よりもプラス面が上回り、ラッキーだったようです。

下界まで下り切ると、気温は
さらに上がって灼熱の中を走ります。水をかぶれるポイントを探しますが、タイミング悪くなかなか公園の水道を見つけられません。あまりの暑さに目が回り始め、自分でも熱中症一歩手前の危険な状態だとわかりました。


命からがらコンビニに駆け込み、塩おにぎり2つと塩味の効いたドリンク1本を飲み干しました。
シナモンロール1つで補給なしで走ってしまったため、熱中症だけでなくハンガーノックまで招いてしまいました。まるでど素人のような失敗。大きく反省・・・です。

 

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日陰に入って小休止。息を整えます


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何故かフィッティングに難ありで、クリート調整をしながら走りました

 

再び走り出しましたが、ついに激痛とともに腿の前側と後ろ側が同時に攣ってしまったため、道端で応急ストレッチをしなければならなくなりました。水ばかりで塩分補給をしなかったので、筋肉の痙攣を誘発してしまったのでしょう。筋肉疲労を起こしているわけではないのに・・・。


青梅付近にまでは戻っていたので、できるだけ勾配の少ない道を通ってだましだまし足を回すことだけ考えながら帰路を急ぎます。もう10km長かったら本気でヤバいことになっていたかも知れません。無事に帰宅できてよかった~

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今回のライドはタイヤ・インプレのつもりが、結果的には真夏日のノックアウト体験となってしまいました。次からは高気温対策に気をつけなければ! それにしても今夏の日昼ライドはかなり危険だ!

 

f:id:keithbike:20190826174037j:image焼け焦げた足