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ロードバイクを溺愛するオトコの自転車雑学帳

魑魅魍魎、2019年完全ワイヤレスイヤホン沼!

こんにちは! あら50りっぷです。

 

12月に完全ワイヤレスイヤホン 第2世代 Anker Soundcore Liverty Neo についてのレビューを書きました。出かけるときにはいつもiPhoneと一緒に持ち歩き、Youtube動画やSportifyで楽曲を楽しんでいました。音場の広がりもいいし、Bluetooth接続も安定してるし、バッテリー切れになったこともないし・・・。耳に装着したときに若干の重みを感じる以外はこれといって不満を感じることなく甘い蜜月関係を築いておりました。


keithbike.hatenablog.com

 

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そこへ突然舞い込んだ『Japan Tuned』のSNS広告。なんと日本のオーディオメーカーが、日本人の耳に合わせて独自チューニングを施したMade for Japanイヤホンなるものがあるという。そのメーカーこそ「AVIOT」でした。さぞかしお価格も高かろう、、、と思って調べてみたらさほどでもなく、エントリーモデルならAmazon価格で5,980円から。お財布と相談すれば買えそうな価格帯なので迷うこと無くポチってみました。

それが AVIOT TE-D01e です。

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筐体は潔いほどシンプルで、「モノトーン感」が逆に品質の良さを際立たせます。シルバーリングの装飾以外はほぼホワイト1色ですからね。一見してエントリーグレードとは思えない品質の高さです。では、実際に気になる製品仕様を以下に示します。

 

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「JAPAN TUNED」想像するだけで心惹かれますよね!! TE-D01eには、高性能ワイヤレスイヤホンの多くが採用しているQualcomm社の最新省電力チップQCC3020(性能はQCC3026同等)が搭載され、Bluetoothのバージョンも 最新の5.0となれば、接続速度と音切れ解消はかなりのレベルに達しているはずです。 さらにイヤホン本体の重量も非常に軽く、耳に装着したときに重みを感じないので、一日中つけていてもストレスフリーで気持ちいいのです。

バッテリー性能も秀逸で、これだけ軽量ながらイヤホン単体で連続再生7時間、ケースを合わせると21時間も使用可能ですから、1日3時間程度使用しても1週間は充電なしで済んでしまう計算になります。
*収納ケースの軽さには正直驚きました! これで本当に充電池入りなの?と疑ったくらいです。

 

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化粧品パッケージのような外観と見た目。パールホワイトのケースはとてもイヤホンケースとは思えない
 

【本人レビュー】 恐るべし Japan Tuned サウンド! 高い完成度を実現している

 

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Amazon価格で5,000円台の完全ワイヤレスイヤホン。Qualcommの最新SoC “QCC3020” を採用するとともに、Japan Tuned 仕様を謳っている。このメーカーではエントリーグレードでも、他社と比べてカテゴライズすると十分ミドルグレード級の性能をもっている

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Youtube動画で混声ボーカルグループ「Pentatonix」のPVを連続で聴いてみる。伸びやかな男声のハイトーンと唸るような超低音、さらにボイパーによって織りなされるサウンドはイヤホンで再現するのがなかなか難しいと思われるが、どの音域も伸びやかでスムーズ、さらに音場の横の広がりや奥行きさえ感じる。イメージ的には楽曲そのものを表現しようとするプロっぽいモニターサウンドで、どこかの音域だけデフォルメするような味付けにはしていない。いい意味で「フラット」なので聞き疲れせずにBGMとしてながら聴きするにはこのくらいがちょうどいいと感じる。

 

低音が弱いというレビューも多く読むが、イヤピースのサイズをきちんと合わせていればむしろ十分すぎるほどの重低音が広がって不足は感じない。逆にボクはこの「ちょうどいい」重低音が気に入って鳥肌モノだ。。。個々の声のパートは艷やかに抜き出て聞こえるのに、全体のバランスが取れていて嫌味がない。特に高音域での表現力が素晴らしく、女性ボーカルを聴くのに向いているチューニングだと思った。謳い文句通り、日本人の好むサウンドの味付けがされているということなのだろう。正直当たり外れが多い完全ワイヤレスイヤホン界で、これだけの高音質がたった5,000円で手に入れられるなんて信じられない! 2019年から今年にかけての完全ワイヤレスイヤホンの進化はかなりのものだと思う。まさに良い商品が市場に群雄割拠した「魑魅魍魎」状態だ。音に相当のこだわりを持つプロでない限りどれを選んでも十分すぎるほどの性能だと思った。

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エントリーモデルでこの「音」だったら、フラッグシップモデルを聴いたらどうなってしまうのか! それが知りたくて AVIOT TE-BD21 も1台注文してしまった! 果たして新たな音の扉を開くことになるのだろうか?