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ロードバイクを溺愛するオトコの自転車雑学帳

Japan Tunedの頂点とはいかなるものか?!

こんにちは! あら50りっぷです。

 

日本の音『AVIOT』(新進ジャパニーズオーディオブランド)


エントリーモデルからその魅力にはまって早1ヶ月。今日ついに待ち焦がれたフラッグシップモデルが自宅に届きました。

 AVIOT TE-BD21f です。

 

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ヘアラインアルミ風の軽量なケースと本体。ケースの蓋は上下にスライドさせて開く珍しいタイプ。
蓋の裏がむき出しではなくモールが貼ってあるのは良心的。結構細かい作業をしていますね。
ヘアライン加工の質感もあってシルバーモデルのラクジュアリー感はなかなか好み。ケースの右端に縦に4つ並ぶLEDは充電状態を示すインジケーター

 

メーカー側の能書きをかいつまんで説明してみると 、

 

名前の由来はとてもわかりやすく、


B = バランスドアマチュアドライバー×
D = ダイナミックドライバー×
f = a,b,c,d,,e,f と販売順に5番目の製品であることを表す

完全ワイヤレスイヤホンとしては世界初*の Hybrid Triple Driver を搭載。超低音域から高音域に至るまで美しく鳴らし切る音響設計と、あくまでフラットなトーンバランスを基調としつつ、ボーカルが煌めいて眼前に浮かぶような音像定位感と、拡がりのある音場感とを両立させたとのこと。AVIOTのフラッグシップモデルであり、完全ワイヤレスイヤホン最高レベルの音質を有しているという謳い文句です。

 
低音域での歪みが少ない9mmのダイナミックドライバー1基と、感度が高くハイスピードで、中高音域の再生が得意なバランスドアマチュアドライバー2基を組み合わせて合計3つのドライバーからなる本機。理想はわかるものの、クロスオーバー回路の設計や小型化が困難で消費電力も大きくなる事から、ワイヤレスイヤホンで採用されることはありませんでした。つまりAVIOTはとんでもない挑戦によって難題をクリアしてしまったことになります。

 

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ダイナミックドライバーには大型ネオジウムマグネットを搭載し、また超軽量・高剛性PETチタンコンポジット振動版を厳選して採用しています。バランスドアマチュアドライバーは、高性能ダイナミックドライバーとの繋がりの良さを計算して専用設計されたカスタム品を採用するなど、これでもかという贅沢なてんこ盛りです。

 

完全ワイヤレスイヤホンとしての性能面では、最新SoCである Qualcomm社のQCC3020の採用。AVIOT得意の低消費電力設計で片側僅か5.4gの軽量ボディながら、最大7時間の連続再生を実現しました。また同SoCは、左右独立通信規格TrueWireless Stereo Plusを搭載。iPhoneなどとの組み合わせにより、左右のイヤホンがそれぞれ独立して通信する為、妨害電波に強く安定した再生が可能となります。

 

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本体は見た目にも非常に高級感があって、写真のようにローレット部分には無垢のジュラルミン削り出しのパーツを使用しています。手触りの質感はもちろん、耳穴に装着するときの指の滑り止め効果が期待できます。

 

また側面の充電用端子には最新のUSB Type-Cを採用しています。これもハイエンドモデルならではですね。軽量設計の収納ケース(約51g)はスリークなデザインながら、イヤホンを3回も充電可能な大容量バッテリーを搭載しています。イヤホンと併せると最大28時間の再生が可能になります。

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そしてついに、完全ワイヤレスイヤホンの『音』は別次元へ?!

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なんと言っても『Japan Tuned』ですよね。このロゴ広告がなかったらこんなに急激に魅了されることはなかったでしょう。まさに日本人の耳のために開発した Made for Japan イヤホンなのです。所有欲をくすぐるストーリーを聞いてしまうと、このメーカーすごいなーと感心してしまいますね。

エントリー(ミドル)グレードモデルである TE-D01eでもすっかり魅了された耳に、フラッグシップモデルはどのような『音』の違いを見せつけてくれるのでしょうか?

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【心の声】 耳に装着して実際に楽曲を聴くのを待つ、このわずか数分間のドキドキ感・ワクワク感がたまりません! 例えるなら新車をはじめて走らせるときのような(自分で買ったことはないが)・・・笑。こんな気持にさせてくれる商品というだけでも楽しい気分になります。さて、このあと天国をみるのか? 地獄を見ることになるのか? 未来は誰にもわかりません。「地獄を見る」というのにはもちろん理由があってのことです。



【懸案事項】 AVIOTの完全ワイヤレスイヤホン、さらにフラッグシップモデルである TE-BD21f は優れた音質で知られているのと同時に、非常に初期不良の多い悪名高きモデルと言われています。製造ロットによっては不良が多発し、使用開始から短期間で返品交換を余儀なくされている人のレビューを飽きるほど読みました。つまり今回の買い物は非常にリスキーだったことになります。Youtubeで製品レビューをするインフルエンサー達のロットでは問題が無いのか、比較的安定使用しているように見えるけれど、Amazonの口コミを見るとメーカーに対する不信や製品へのクレームが結構多く見受けられます。もちろんすべてではないにしても、これほど不良ロットがあるということは、これから自分が手にする商品もある意味「掛け」であることは間違いありません。別の意味でドキドキ感(恐れ)を感じていたわけです。

果たしてこのワイヤレスイヤホンは、新しい「音」の扉を開いてくれるのかー?     

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