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ロードバイクを溺愛するオトコの自転車雑学帳

Middle grade shoes

こんにちは!あら 50 りっぷです。

 


近頃常用しているミドルグレードシューズについてインプレしてみたいと思います。
(My DATA:26.5cm・足幅日本人平均・右足甲高)

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Specialized Touch 2.0 EU42(27cm)BLUE


ハイエンドシューズである「s-works 6」および「sub 6」はどちらも同じ程度の頻度で使用していますが、ミドルグレードの「Touch 2.0」を近頃ネットで中古美品で手に入れたので、最近の使用頻度はこちらが高くなっています。

特徴はs-worksよりもさらに柔軟なマイクロテックスアッパーと、反発力のあるナイロン含有カーボンソールの組み合わせ。メッシュ素材を使用しない代わりに、マイクロテックスに規則的なレーザーホールを空けることで通気性を高めようという狙い。タン部のクッションもスニーカー並に厚いため、当然のごとく快適な履き心地が得られます。

以前も書いたとおり、タンが硬いと足の甲が痛くなってしまう特徴的な足型なので、この部分が柔らかいのは非常にありがたい。ナイロンソールもs-worksと比べれば厚みがありますが、ペダリング時に反発が利用できてリズムが刻みやすく、距離を乗っても足の裏が痛くなることがありません。ただサドル-ペダル間の距離は若干縮まるので、サドル高を数ミリ上げることで対応しました。重量もハイエンドモデルと比べれば重いはずですが、ペダリング中に違和感を感じることは皆無でした。

 

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ナイロンソールには若干厚みがあるのでサドル高は調整が必要

Touch 2.0は、非常にコスパに優れた中級モデルという感じで、他メーカーの安価モデルに見られるデザインの凡庸さもなく、ベルクロ1本とBoaダイヤル1つでワイヤー調整できるので使い勝手も良好。カーボンソールではないため、多少オフロードを歩行しようとも、水はねがあろうとも気にせずに、帰ってからざっと水拭きすれば簡単に汚れが落ちてしまうのがいい。こんなラフな使い方ができるのもミドルグレードの醍醐味でしょうね。

 

1点だけ、タン部の収まり位置がなかなか決めづらい感覚がありましたが、これは個人の足型に起因する問題なので仕方がありません。また良い面でもありますが調整はBoaダイヤル1つ(ベルクロはほとんど微調整は不可)だけなので、甲部の細かな調整を求める神経質なライダーには向かないと思います。

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