superleggera

ロードバイクを溺愛するオトコの自転車雑学帳

遅れて届いた大好物 その2

こんにちは! あら50りっぷです。

以前にS-Works 6 シューズの優れた履き心地について紹介ました。今のところ、自分の足型には一番フィットするのがこの S-Works 6 シリーズです。昨年掲載した ホワイトのSub 6 シューズは程度の良い状態で、お嫁に出ていってしまいました・・・。

 

keithbike.hatenablog.com

現行ではすでに S-Works 7 以降のモデルに切り替わっていますが、足型によってはわたしのように 6 のほうがしっくり感じるユーザもいるようです。もはや中古しでしか手に入らないこのシューズを常にリサーチしているわけですが…

この度Torchカラーの 6 シューズをフリマで見つけることができました。発売当時は限定モデルでしたのであっという間に在庫切れしてしまいましたが、ここまで待った甲斐がありましたね。

f:id:keithbike:20200206174240j:plain

 

f:id:keithbike:20200206174301j:plain


Torchモデルは、Specialized社がリオ・オリンピックに向けてウエアもヘルメットもバイクもお揃いで展開したプロダクトで、真夏の南半球の日差しの元で「映える」デザインでした。オリンピック映像が懐かしいです!

これまで使用してきたブラックの 6 とスイッチして、今後はこちらのシューズをメインに使用していきたいと思います。手にして初めて気づいたのですが、さりげないお遊びで、4つの黒いBOAダイヤルがスケルトンになっていて、機構の歯車が透けて見える仕様になっています。機械時計を見ているようで飽きません。

f:id:keithbike:20200206174446j:plain

 

f:id:keithbike:20200206174512j:plain

蛍光色は紫外線による退色が早いと言われますが、このシューズは1週間程度しか使われてこなかったようで、新品同様の状態を保っています。とてもいい買い物をしました!



 

春間近。遅れて届いた大好物?

こんにちは! あら50りっぷです。

 

一年間待って、ようやくセールで手に入れることができた(型落ちの)Education First Racingプロチームジャージ。このキテレツカラー! 良いですねー 日本のデザイナーならおそらく考えもしない、デザイン崩壊一歩手前の絶妙なバランス。オイルアートのようなド派手なデザイン???だけど、大自然の中で走ると一輪の花のように際立って見えてしまう。ある意味で「反アースカラー」ということなのでしょうか。

f:id:keithbike:20200129120550j:image


f:id:keithbike:20200129120554j:image

選手同士はプロトンの中でも確実に相手を見つけることができ、またメディア映りが良いために、スポンサーに対しても大きなアピールになるでしょう。ジャージの胸と背中にただ巨大なロゴをプリントするだけのチームと比べれば、かなり効果的かもしれません。わたしも20年来ヨーロッパのロードレースシーンを観続けてきましたが、蛍光色をふんだんにつかったイタリアチームのジャージなどはあったものの、ここまで斬新なデザインはなかったように思います!

f:id:keithbike:20200129142126j:image


f:id:keithbike:20200129142121j:image


f:id:keithbike:20200129142117j:image

対照的に、ロゴの配置などはオーソドックスなスタイルです・・・

ベースとなっている Rapha Proteam Aero Jersey の優れたフィット感はすでに体験済みで、ライド中に前面からの風がジャージ内に巻き込まれないのは本当に気持ちがいいものです。初夏にこれを着てライドに出るのが今から楽しみです!

 

***


f:id:keithbike:20200129144559j:image


f:id:keithbike:20200129144554j:image

 

同デザインのジレも手に入れました。こちらは早速活躍できそうです。ジレは上下どちら側からも開閉できるダブルジップ仕様になっていて、気温の上がった日中のライドでも、着脱以外に調整のバリエーションが広がりそうな予感です。

f:id:keithbike:20200129144639j:image

 

中綿タイプのジレではないので、オールシーズン着用できるだけでなく、背面はメッシュで通気性と放熱性に優れているので、重ね着しても蒸れを大幅に軽減できます。

f:id:keithbike:20200129144945j:image


f:id:keithbike:20200129144940j:image

 

ジレを着ながら、ふと思いつきましたが、

二時的なメリットとして、車に対してここまで視認性が高いと、昼間であれば追突事故のリスクを減らす助けになるかもしれません。

f:id:keithbike:20200129145141j:image 

f:id:keithbike:20200129145144j:image

後ろ姿もなかなかかっこいいですね! 

 

 

 

 

 

冬期レイヤリング講座

こんにちは! あら50りっぷです。
新年おめでとうございます! 今年も良い一年にしたいですね。

 

いやいや「暖冬」です~。一昔前までの「0℃対応 冬ジャケット」なんてすっかり無用の長物になりましたもん。12月~1月でも日中は10℃前後まで上がりますから、今は冬でも「オーバーヒートしない」レイヤー対策が必要なほどです。ロードトレーニングのレイヤリングで重要なのは「薄手ウエアの重ね着」でいつでも調節できることです。

昔、趣味で登山をしていた経験から、冬期のレイヤリングについての基礎的な知識は身についていますが、それでもライド前は
いつもウエア選びで迷います。早朝は眼の玉が凍るくらい寒くても、昼間は10℃まで気温が上がることも多く、厚手長袖ジャケットではかえって地獄を見ることになるからです。


自分がチェックしているのが日中のおおよその平均気温で、10℃を境目にそれ以上か、それ以下かで着ていくウエアを選んでいます。最近の天気予報は「にわか雨」の有無も含めて非常に高確率になっているので信頼に足るものです。以下に、自分の場合の気温帯に合わせた3種類のレイアリング例を示しながら、ポイントを紹介します。

【最高気温 10℃以上】
この場合は選択が比較的楽ですね。日中は「汗ばむ気温になる」ということです。重ね着で調節という考え方もありますが、ライドしながら着たり脱いだりの繰り返しはあまり推奨できないので、ここはジッパーの上げ下げのみで熱気を逃がす作戦です。

・冬用インナー(半袖が基本)

・中厚長袖ジャケット(例:Proteam Training Jacket 
)あるいは中厚長袖ジャージ(例:Proteam Long Sleeve  Jerseyなど)
・さらに気温が高い時には半袖ジャージ+アームウォーマーに変更
・予備で防風ジレ(朝方に着用。昼間はポケットに収納)
・気温に合わせた厚さのネックウォーマー、グローブ

f:id:keithbike:20200102181703j:plain
薄手の防風ジレを常時携帯するのがコツ。気温の低くなった夕方にも対応できる 

f:id:keithbike:20200116152119j:plain
気温10℃以上の日はビブショーツ+レッグウォーマーの組み合わせがペダリング効率を妨げなくて最適

インナーを半袖にするのは、腕周りの発熱によって汗をかくのを防ぐためです。腕周りに汗をかくのが大嫌いなので、半袖ジャージ+アームウォーマーであればいつでも着脱できますし、長袖アウター着用の場合でもインナーは基本半袖で腕部分には通気性を確保しています。ビブタイツを履くほどでもない晴天の日は、ビブショーツ(冬用)* にレッグウォーマーの組み合わせがペダリング効率を妨げないため最適です。  *ビブショーツ(冬用)は内側が起毛し、生地も多少厚手になっているタイプで、最近多くのメーカーが取り扱うようになりました。防風機能だけでなく防雨機能をもった製品もあります。


【最高気温 5℃~9℃以下】
この気温帯のトレーニングが、レイヤリングで一番の悩みどころです。

・冬用保温インナー(半袖)
・中綿中厚の長袖ジャケット(例:Pearl Izumi ウインドブレイクジャケットなど)
 →もはや厳冬期ジャケットは不要?
・薄手のジレを持参して気温が下がる夕方に対応
・ほかに、気温に合わせてネックウォーマー、グローブ、イヤーカバーなど

f:id:keithbike:20200116151257j:plain
リスク覚悟(笑)で中綿中厚ジャケット1枚をアウターに。腕部分に伸縮性のあるものを選ぶと腕まくりができて多少放熱が期待できる。ジャケット1枚あればたいていの寒さに対応可能

f:id:keithbike:20191229170307j:plain
薄手のインナーキャップ(耳を覆えるタイプ)を持っていると使い勝手が良い 

 

f:id:keithbike:20191210163431j:plain
冬期ライドなら、オーバーシューズは常時着用しても暑すぎることはない

 

f:id:keithbike:20191210163233j:plain
グローブは気温に合わせて数種類を使い分ける。薄手タイプで伸縮性のあるものが一番出番が多い

 

寒い朝方はネックウォーマー(首)、グローブ(手首)、オーバーシューズ(足首)で3つの首をきっちり覆い、さらに耳をイヤーカバーで保護することで寒さはかなり軽減できます。厚手のジャケットを着るよりずっと防寒効果がありますし、不要時はポケット収納すればじゃまになりません。


Windtex素材などの
中厚ジャケットは1枚でも防風・保温効果は十分あるので、冬期用に1枚もっておくといいでしょう。しかしライド中に気温が上がった場合のリスクは大きくなります。インナーを半袖にし、ジッパーを定期的に開閉するなどして可能な限り熱を逃します。理想的には腕部分の生地に伸縮性があるウエアを選ぶと多少腕まくりができ、放熱できるので良いでしょう。一度大量に発汗してしまうとその後のライドが非常に不快なものになるため、意識的に換気を繰り返します。前方からの「風」を取り込むことで一瞬で熱を逃すことができます。

 

【最高気温 5度以下】
この気温帯にトレーニングする場合には、むしろ体を冷やさない対策が必要です。

・冬用保温インナー(長袖も可)
・中綿中厚の長袖ジャケット
・Windtex素材のジレを重ね着して防風対策をする。腕部には若干の通気性を確保する。
・ほかに、気温に合わせて厚手ネックウォーマー、厚手グローブ、インナーキャップ、イヤーカバーなど

f:id:keithbike:20200116151928j:plain
スキー用のイヤーカバーは折りたためて携帯性もよく、保温性にも優れ、ロード用として最適。安全面でも、自動車の走行音ならちゃんと聞こえる

気温が5℃前後の場合のインナーは長袖でもいいでしょう。運動強度にもよりますが発汗量はそれほどでもないはずです。むしろ、しっかり防寒対策をして体幹を冷やさない工夫が必須です。体幹が冷えてしまうと筋肉が収縮して正常な動きが阻害されてしまい、安全に走ること自体が難しくなるからです。低温の朝は中綿ジャケットの上にWindtexジレなどを重ね着して防寒対応をします。この場合でも汗対策で腕部分に多少の通気性を確保しておいたほうがいいでしょう。昼間はジレはポケットに収納することもできます。頭部を冷やさないため、ヘルメットのフィット感を阻害しない薄手のインナーキャップ(耳を覆うタイプなら一石二鳥)、ネックウォーマーも峠の下りなどで鼻まで覆える丈の長いタイプのものを使用するといいでしょう。

 

f:id:keithbike:20200116152022j:plain
中綿ジャケットにWindtex素材のジレを重ねる。冬の日昼の寒さには十分対応可能

 

f:id:keithbike:20200116151951j:plain
冬用の厚手ソックスとオーバーシューズで末端の足指の防寒対策

グローブは変速操作を妨げないギリギリの厚手のもの、足指の防寒対策としては冬用の厚手ソックス+オーバーシューズで十分です。このレイアリングで、寒冷地をのぞくほとんどの冬期ライドに対応できるはずです。

 

<番外編 - raphaのウィンタージャケットの優位性>

気温 が10℃前後のときに非常に使い勝手のいいのが、  Proteam Training Jacket 現行モデルです。ラファのウィンターセールで手に入れましたが、ジャケットとジャージのいいとこ取りで、生地の厚さと通気性のバランスが非常に優れています。

 

f:id:keithbike:20200206170301j:plain

 いつものSサイズでは小さすぎて着れなかった。Mサイズでジャストサイズ。それでも前面着丈はやや短め

f:id:keithbike:20200206170235j:plain

腕長は若干長めだが、生地の伸縮性がほとんどないのでこのくらいで良いのかも。生地はやや硬め


前面には3層になった防風素材が使用され、逆に背中側は通気性を高める素材が使われています。
「前面ジャケット&背面ジャージ」といった感じでしょうか? Long sleeve Jersey などと比べて生地がしっかりしている分着心地が硬めな印象がありますが、乗車姿勢には影響しませんし、気温の低い時間帯はむしろこのくらいのほうが安心感があります。インナー+ジャケットでかなりの気温帯まで対応可能です。ロゴやアームバンド部分は反射素材になっており、夜間のライドでの視認性を高めてくれます。

f:id:keithbike:20200206170951j:plain

新型はシングルジッパーに変更された。ロゴとアームバンドは反射素材

 

f:id:keithbike:20200206171012j:plain

 ジッパーのスライドが非常にスムーズなのは大きなポイント。走行中に何度もジッパーをスライドして体温調節するからだ

 

f:id:keithbike:20200206171038j:plain

左ポケット脇にはチャック付きの貴重品ポケットがある。鍵や現金を入れておくのにいい。中央ポケットの内側にはゴム製のループが。携帯空気入れを差した場合の暴れドメかな? 使用目的が不明です。

 

『PLUMカラー』を選んだのは、Raphaアイテムとカラーがマッチしそうだったからです。実際の色も落ち着いたエンジ色で、大人らしい雰囲気で気に入りました。気温の低めの冬期ライドで重宝しそうです。

・・・と書いている間に、「今年はスギ花粉の飛散が早くも始まりました」とニュースで報道されました。これから長く辛い3ヶ月間が始まります・・・。あーあ、その前に少しでも距離を乗っておかなきゃなあ。

 



腸腰筋いまだ目覚めず!?

あけましておめでとうございます! あら50りっぷです。

 

年末30日、大晦日、元日をレイトチェックアウトのホテルで過ごし、思いっきり寝正月を楽しんだお腹はいい感じに緩み切っております! 皆さま、あけましておめでとうございます😊

f:id:keithbike:20200102175907j:image 
 

f:id:keithbike:20200102180503j:image
雲ひとつない快晴です

新年最初のランチタイムライドはいつもの短いヒルクライムコースを走ります。早朝スタートの凍える寒さに負けて風邪をひいてはいけないと、気温が上がる昼近くまで我慢して家を飛び出しました。

f:id:keithbike:20200102180118j:image

気温は9〜11度を行ったり来たり。晴天無風の超ライド日和です。さて、緩みきったお腹を引き締めるには腸腰筋を意識したライディングが効果的です。今日はアウター固定と決めて速度にとらわれずにひたすらお腹に刺激を入れます!

 

小沢峠までの緩斜面の短い登りも、膝あげの要領で腸腰筋を意識しながらヒルクライム。いつもは通り過ぎてしまう峠碑ですが、今日は立ち寄って愛車とパチリ。文字の並びが逆さまなのも雰囲気がありますね。正月は車も少なく静かな峠越えです。

f:id:keithbike:20200102180450j:image

名栗湖下の休憩舎でかるく補給を済ませていると、早くも陽が傾きはじめました。時間はまだ14時ですが里山の日照時間は短いものです。

f:id:keithbike:20200102181159j:image

本調子とは程遠い、重たい体を引きずりながらのライドでしたが、こうして新春ライドができること自体がありがたいと感じます。

f:id:keithbike:20200102181703j:image
 

f:id:keithbike:20200102183642j:image

POC Ventral ヘルメットの出番も二度目ですが、フィット感も通気性もなかなか良く、インナーキャップの上から被ってもズレたりしません。また軽量なので、長く下ハン姿勢を続けても首が凝ることがありません。見た目がCoolなだけでなく走行性能もお墨付きだと分かりました。

わずか40キロ足らずのライドで腸腰筋を目覚めさせることはできませんでしたが、気持ちよく新年をスタートするには最高の1日になりました。ありがとう😊

 

 

 

夢の国のクリスマス?!

こんにちは! あら50りっぷです。

~つくづく、飯能に住んでいてよかったなぁ~ と思う夜の出来事でした。


男声アカペラブループに所属している関係で、毎年12月の初めからは各地でクリスマスコンサートを開催しています。そのため実際にクリスマス・イブを迎えるまえにすっかりクリスマス気分を味わってしまっていました。今年のクリスマスイブは有給休暇がとれたので、久しぶりに地元のクリスマスイベントに夫婦で参加しようと出かけることにしました。

わたしが住む飯能市は、埼玉県西部の端に位置する田舎街で、西武池袋線の終点であり、ここを起点に奥武蔵の山々に登るハイカーが大勢います。ですから、人が住む街というよりは人が行き交う街といったほうがいいのかもしれません。

駅から半径2km圏内には、2018年に誕生したムーミンバレーパーク(メッツァ)や宮沢湖温泉などがあって、地元に住む者にとっても異国情緒を感じる不思議なロケーションです。「地元」なのに何度訪れてもどこか遠い場所に来たような不思議な感覚に襲われます。


そんなロケーションのなかでも、飯能市が運営している「あけぼの こども
の森公園」は、メッツァと同じ「トーベ・ヤンソン」の描いたムーミン村の世界観を見事に再現しているにも関わらず、入場料は無料で開園日は心ゆくまでのんびりとくつろぐことができます。
平成9年の開園ですから、すでに21年目を迎えた
隠れた穴場スポット。地元住民は親子連れにはむしろこちらの公園をオススメしたいくらいです。

 

詳しくは→ あけぼの こどもの森公園
https://www.city.hanno.lg.jp/akebono

f:id:keithbike:20191225095403j:plain

 

f:id:keithbike:20191225095429j:plain

 

f:id:keithbike:20191225095517j:plain

 

f:id:keithbike:20191225095542j:plain

 

f:id:keithbike:20191225095621j:plain

 

f:id:keithbike:20191225095651j:plain


24日クリスマス・イブと25日は公園全体がクリスマスライトアップに包まれ、建物のなかでは暖炉が炊かれてイベントが開かれる
ということでした。(実は毎年行われているのかも?  地元民が情報に一番疎いのです・・・)

 

f:id:keithbike:20191225095727j:plain


こどもの森公園というくらいですから、イベントも小さなこどもを連れた若いお父さんお母さんむけのもので、5人のサクソフォン・アンサンブル『輪島組』は、ジブリアニメ主題歌メドレーや名探偵コナン主題歌、クリスマスキャロルメドレーなど誰もが知っている名曲を見事なサウンドで演奏していました。

また音楽もさることながら、照明に照らし出された建物の内側をこれまできちんと見たことがありませんでした。例えるなら、まるで海賊船に乗っているような気分になります。天井のドームを支える集成材のアーチの曲げ木も、宮大工級の高い技術が求められるもので、いわゆる ”ハリボテ” 感は皆無の本気度がひしひしと感じられます。大人よりも「偽物・造り物」をするどく見抜く眼力をもったこどもたのために、本物を創り出そうとした「イキな大人たちの仕事」なのでしょう。螺旋階段に囲まれた2階建ての2階なのに、床暖房の設備まで施され、こどもがそのまま床に座っても寒くない仕様になっていました。

 

f:id:keithbike:20191225095951j:image
コンサートには70名近い来場者が! 大盛況でした

 

f:id:keithbike:20191225100012j:image
天井のドームを支える見事な集成材の曲げ木。1本作るのだって簡単な作業ではありません


一番星の輝く夜の静寂に身を置くと、幻想的なライトアップのおかげもあって異国情緒たっぷりの素敵な時間を過ごすことができました。公園内のカフェ・レストランで早めの夕食を済ませましたが、ウェイターはトナカイやサンタクロースの衣装を着てクリスマス気分を盛り上げていました。お値段もディナーなのにかなりリーズナブル!

 

f:id:keithbike:20191225100140j:image

 

f:id:keithbike:20191225100036j:image

 

f:id:keithbike:20191225100049j:image

 

f:id:keithbike:20191225100127j:image
ディナーメニューはサンタクロースに注文? 2階から妖精が降りてきそうな雰囲気です

f:id:keithbike:20191225100108j:image

 ・・・こんなクリスマス・イブはしばらくぶりだなあ、と感慨深い夜になりました。

 

デカヘル慕情?

こんにちは! あら50りっぷです。

ロードレース界ではCannondale-drapacチームがはじめて実戦で使用したPOCヘルメット。さらにウエアスポンサーがRaphaに変わってからブームに一気に火がついたのではないでしょうか。現在は、
EFエデュケーションファーストチームがRaphaのピンクジャージにPOCのピンクヘルメットでキメているので、プロトンの中でもひときわ先進的でカッコ良く映ってしまいます。

他のヘルメットメーカーの流行であるコンパクトエアロ路線からは大きく逸脱した、いわゆる『デカヘル』を貫き通す潔さと、スタイリッシュなデザインがなんといってもPOCの魅力です。

f:id:keithbike:20191218174511j:plain

f:id:keithbike:20191217175845j:plain

わたしのこれまでのPOC歴は、

・POC Octal Raceday  ---Cannondaleカラーのグリーン(廃版)
・POC Octal Raceday  ---Raphaカラーのピンク(廃版)

しかしどちらもすでに売却してしまいました。見た目に反して超軽量(200g以下)で、頭形にしっかりフィットし、ベンチレーション性能に優れ、夏場には特に最適なのですが、見た目が思いっきり「キノコ頭」になってしまうのがどうにも気になって、鏡を見るたびに「似合わないなあ」と悲しくなってしまうほどでした。

例えるなら・・・頭上に ポインセチアの鉢 ・・・をかぶったみたい。

f:id:keithbike:20191217175532j:plain

ところが!!! またしても大いなる誘惑に駆られ、似合わないとわかってるのに、暴挙に手を染めてしまいました。原因は異常な割引価格です。定価37,800円 → 17,449円(53%OFF)
さらに期間限定の3,000円OFFバウチャーを合わせると、結果的に 
14,449円 で手に入れることができました。年末恒例Wiggleの粗利度外視の総決算セール!のおかげです。

****************************************
f:id:keithbike:20191217173627j:image

**********************************

POC Ventral SPINは新型の”Air SPIN”になって側面にも頭頂部にもベンチレーションホールを追加したことで横幅を抑え「キノコ」感がかなり緩和されました。さらに後方部の張り出し部もよりコンパクトになり、内側の発泡素材も純白から黒に変更されてより精悍な印象に。SPINの量も減ったため重量も10gほど軽量になりました。

f:id:keithbike:20191218174308j:plain
POC Ventral Air SPINは横幅がかなり抑えられ、コンパクトになった印象だ

f:id:keithbike:20191218174337j:plain
発泡部が黒になって、精悍な見た目になった

 

でも今回購入したモデルはVentral Air SPINになる前のVentral SPINですから、当然かなりの「キノコ」になることが予想されました。

購入日から11日でWiggleから商品が到着しました。いつもながらに注文後の対応が迅速です。緩衝材もしっかりいれて梱包してあったので傷もありません。POC Octalと比べて変わった部分をリストすると、

1、チンストラップの素材が従来よりも厚く丈夫になり、顎下のストラップをまとめる薄いゴムも幅のあるナイロン製の素材に変わって強度が増しました。この素材の内側に滑り止めを施して不用意に動かなくしているのも「わかっている」メーカーならではの優れた改良点です。

2、帽体の内幅がOctalと比べて明らかに「細く」なっていて、その分外側のサイドの張り出しが抑えられている感じ。自分の58cmの頭周でMサイズがフィットするのは変わりませんが、普段の刈り上げ髪が伸びたときには若干キツく感じるかな?

3、SPINはジェル状の感触を想像していましたが、装着感は従来のパッドと変わりません。肌に当たる感触がやや柔らかくなった程度の変化です。MIPSと比べて、内幅が狭くなるなどの違和感は皆無です。購入したモデルは製造が2018.1でしたが、SPINパッドは新型のVentral Air SPINと同じものが採用されていました。

4、前面に大きなベンチレーションホールがあり、夏季のクーリング性能は言うまでもありませんが、内側にヘッドキャップをかぶれば、エアロヘルメットなので冬期も十分に対応できます。オールシーズン使用できるメリットは大きいです。

5、個人的な好みですが、今回購入したEF Racing Pinkはもっと派手派手しいピンクかと想像していましたが、大人らしい落ち着いたピンク色で、Raphaのウエアと合わせるのに非常に良いと感じました。

 

以外にキノコに見えなくてビックリ!左右非対称のロゴ配置もかっこいいですね。

f:id:keithbike:20191229123527j:image

 

f:id:keithbike:20191229122811j:image

 

f:id:keithbike:20191229122942j:image

 

f:id:keithbike:20191229170210j:image

仕様で気に入ったのは、帽体がピンクのモデルでもチンストラップが黒であったこと。この部分を白・グレーなどの明るい色にしてしまうと、夏場の数回の使用で汗汚れがつき、劣化が目立ってしまうことが多いためです。高温多湿のアジア圏ではチンストラップは基本黒に統一してほしいものです。

f:id:keithbike:20191229123007j:image

SPINについて説明すると、他のメーカーでいうところのMIPSに並ぶ機構のことです。

転倒時の脳震盪を緩和させる機構といえば、各社が取り入れる「MIPS」がメジャーです。人間には元々自然の衝撃防御システム"脳脊髄液"があって衝撃を和らげてくれますが、ロードバイク高速走行中に起きる落車事故の大きな衝撃には限界があるだけに、ヘルメットに脳脊髄液と同じ機構をもたせる、という考え方からMIPSやSPINが生まれたわけです。

f:id:keithbike:20191219145451j:plain

f:id:keithbike:20191219145508j:plain

MIPSは衝撃を受けたときに、2つのライナーが頭の周りをスライドして動く機構ですが、POC社はMIPSの最大の弱点であるサイズ感の窮屈さ、重量増などのデメリットを解消すべく、独自にSPINを開発しました。内側に配置された革新的なパッド技術(水色の部分)により、落車時にへルメットを頭に対して動かすことで頭部から脳や頚椎に伝達される衝撃を最小限に抑えることができるだけでなく、サイズ感の誤差や重量増を抑え、フィット感も格段に向上する優れものです。POC社が理想とするオリジナルの安全システムですね。
実際に、MIPSと比べて内幅が狭く感じるなどの違和感は皆無でした。ただあまりにも普通のパッドと変わらないので、本当に大丈夫なのかな?と思ってしまうほどです。

《POC Ventral SPINの心配な点》

機能面とは全く関係ありませんが、心配な点が1点・・・それは発泡部が「純白」であること。これがどのくらいの期間で変色してくるかが気がかりです。最新モデルのAir SPINではほとんどのカラーの発泡部が黒に変更されていますので、選手側から改善要求があったのかもしれませんね。実際のレビューは追って書きたいと思います。

f:id:keithbike:20191229170307j:image

なんということでしょう~ 
1週間過ぎてあらためてサイトを確認したら・・・

13,392円(64%OFF)とさらに安くなりました!

・・・ありがちな オチ・・・ですぅ~

POCのヘルメットを比較してみた(参考) 
形状やサイズ感の違いの参考になります。 

https://www.tokyolife.co.jp/blog/twt/?p=12255

 

秋満喫の冬日?!

こんにちは! あら50りっぷです。

夏が
いつまでも暑かったせいか、今年は紅葉が色づくのがとても遅かったですね!
わたしの住む山里でも、12月を過ぎたというのにまだ紅葉の見頃スポットが数多く残っています。

そうは言ってもうすぐクリスマスですから、この10日間くらいの間に森は冬枯れに変わってしまうのでしょう。最後の秋を満喫するために、珍しく15℃まで気温の上がった日曜日にいつものトレーニングコースに出かけました。

f:id:keithbike:20191210163150j:image

昨晩の極寒状態からすると、今日は厳冬期ウエアでのトレーニングになるか? と予想していましたが、思いの外気温が上がり、風も強くないので秋ジャージでも行けそうな気配。半袖のアンダーに中厚の長袖ジャージ、ウィンドテックスのジレ、ビブにレッグウォーマーで十分対応できそう! グローブも秋仕様の薄めのものを着用します。(ヘルメット下のウォームキャップはあって正解でした)お気に入りのピンク色のシューズカバーが今日の日差しには鮮やかすぎるほどです。

f:id:keithbike:20191210163239j:image


f:id:keithbike:20191210163233j:image

少なく見積もって3週間? トレーニングをサボった筋肉は鋼のように硬直していて、単なる平坦ライドにも関わらずなかなか調子がでません。年末に無理をして故障してもしょうがないので、他のライダーに抜かれようとも、往路はインナー固定で辛抱のLSDです。20kmを超えてようやくリズムを取り戻しましたが、サボりで失ったものは大きかったですねー! 久々の筋肉痛にむしろ体が喜んでいます!

f:id:keithbike:20191210163321j:image


f:id:keithbike:20191210163312j:image


f:id:keithbike:20191210163317j:image

標高の高い場所はすでに冬枯れの風景に変わっていましたが、県道脇の森は紅葉真っ盛り。
紅葉を言い訳に何度もストップして写真に収めました。

f:id:keithbike:20191210163353j:image


f:id:keithbike:20191210163405j:image


f:id:keithbike:20191210163400j:image


f:id:keithbike:20191210163356j:image

台風15号、19号の爪痕は未だに残っていて、名栗湖(有馬ダム)に至る2kmの登りは車でも注意喚起が促されるほど、
道はまだ復旧していない様子でした。十月桜(冬桜)を愛でつつ、売店で名物の酒まんじゅうをいただきました。*冬桜と寒桜ってそれぞれ咲く時期が違うのね、はじめて知りました。 

f:id:keithbike:20191210163431j:image


f:id:keithbike:20191210163435j:image

走れども、走れども、次々現れる紅葉スポットに嬉しくなってしまいます。素人がスマホで撮影してもキレイに撮れちゃうほど、原色に近いモミジと青空のコントラストが素晴らしく映ります。
 

f:id:keithbike:20191210164816j:image

昼過ぎにはライドを終えてしまいましたが、最高の紅葉狩り日和で、気分的にも秋を満喫する冬日となりました。サヨナラ〜紅葉 🍁 燃ゆる秋



f:id:keithbike:20191210163738j:image