グロスシルバー+ブルーな愛人ができました!
こんにちは! あら50りっぷです。
ココロの病の治療と向き合いながら闘い続けて2年。今年の8月にようやく病院を卒業することが出来ました(祝)
この期間、ロードバイクに乗ろうと努めたことは多々ありましたが、どうにも気分がのらなくて全く運動の出来ない日々もありました。ジャージに着替えて玄関まで行くのに、どうしても外に出られない・・・。切なかったなあ、あの頃は!
でも、思い出すのも苦労するほど今では生活にリズムが戻ってきたし、食事もデザートも美味しいし、何でも手に入れたいと思う(やっかいな)”物欲” も再び戻ってきました。
ヤバい!
病気になった休職期間は給与も出ないので、もっていたあらゆる自転車関係の物品をオークションで売り、それが生活費に消えていきました。2台もちだったロードバイクも、1台は完成車のまま委託販売し、それからはずっとディスクロード1台に絞ってきたけれど、晩夏の夜長にあわやの
「ハニートラップ」にひっかかってしまい??
消費税増税前のこのタイミングで、美しい? 愛人を迎えることになりました。
それがこちら!!!!
2019年モデルのカラーは特別に美しい Gloss Brushed / Nice Blue
<Specialized Allez Sprint Comp Disc>
スペシャライズド独自の溶接技術D’Aluisio SmartweldSprintテクノロジーを採用して、溶接材を必要な部分にのみ多く配置することで、フレームの剛性と乗り心地、軽量性を高めたアルミフレーム、しかもディスクロードです。
セットされるのはS-Works Tarmac Discなどにも採用されているスペシャライズドが誇るディスクブレーキ仕様のフルカーボンフォーク。剛性は十分で、ステアリングレスポンスも高く、路面からの振動吸収性はロードバイク上級者でも納得の性能だと言われます。
フレームパイプの接合部には特徴的な溶接がみられます。これがスペシャライズド独自の溶接技術 D’Aluisio SmartweldSprintテクノロジー。より多くの溶接材を使用することで軽量化に加え、剛性と快適性を高めています。グロスアルミの輝きが、まるでプロトタイプのようでカッコいいです!
ベースとなる Allez Sprint はもともとリヤ三角をコンパクトにした設計。ライダーのペダリングパワーをすべて推進力に変えるために、ダイレクトな踏み味が楽しめるバイクです。
街の風景をバックに。立ち姿が本当に美しい
Praxisworks製のミドルグレード中空クランクZayanteを標準装備。重量はシマノアルテグラのクランクとほぼ変わらない軽さ
アルミフレームで剛性重視設計ときたら、カタイんでしょ? と思われがちですが、Allez Sprint Comp Discはその境界線をうまく調整しているバイクと言えます。たしかに、デフォルトのギア比は男前な52×36Tで、ガンガン走れよというメッセージを感じますが、フォークやホイール&タイヤは振動減衰性に優れ、心地良さすら感じます。
DT Swiss R470db ホイールは、レビューでは廉価版ということでしたが、重量も前後で1700g以下だし、いわゆる ”鉄下駄” よりずっと高グレードのものです。DTホイールはハブの回転抵抗が下位グレードでも少ないので、多少重量があっても慣性モーメントによる速度維持が楽です。純正の26Cタイヤはエアボリュームがあるし、かなり快適性に寄与します。あまり期待していなかったTurbo Pro Griptonタイヤのグリップ性能もなかなかいい感じでしたね。このあたりの完成車アセンブルは、他のメーカーよりもSpecializedが数段優れていると感じます。サドルもまあまあ許容範囲。
*チェーンリングは 50-36 にカスタムしました(後に46-36にさらにカスタム)
*ホイールはとりあえず純正のままで使用することに
DT Swiss R470db ホイールにSpecialized Turbo Pro Gripton 26Cタイヤの組み合わせ
ホイールは前後とも12mmスルーアクスルで、取手なしのアーレンキーで取り外すスレッドタイプ。ホイールの着脱には6mmアーレンキーが必要なので、サドルバックに追加しました。確かに見た目はずっとスッキリしますね。
【結論】
単なる自転車愛好家の自分が乗ってこれほど楽しめるのだから、誰が乗ってもきっと楽しいバイクでしょう!
巡航速度が高く、スプリントのかかりも良く、ダンシングでは反発があって良く前に伸びていきます。とくに下りが安定していて、ディスクブレーキの安心感とも相まって非常にいい印象でした。ヒルクライムの場合は高ケイデンスで軽いギアで回すのに向いています。フロントを適正ギアにカスタムすれば、緩斜面ならアウター固定でも走りきれるでしょう。
アルミ地の光沢や美しい造形美にすっかり魅了されてしまう
Vengeと良く似たハイエンド感漂うルックスは、入門バイクというカテゴリからは完全に外れています。フロントフォークやシートピラーまで、S-Worksグレードのカーボンが奢られているし、アルミバイクであることを除けば、私のような2台目購入者にも十分満足できる1台です。
特に2019年版のこのカラーは秀逸で、細にわたり美しく仕上げられていて、フロントフォークの内側までブラスシルバーに塗装されているあたりはまるで1点もののプロトタイプのようです。
フレーム性能だけでなく、シマノR7070の高いシフティング性能と油圧ディスクブレーキの制動力、またサドルやハンドル周りまで純正パーツで固めるなど、完成車アセンブルのパーツ群のクオリティーには驚かされます。
Toupeサドル(Online shopでは5,000円前後)は350gオーバーとさすがに重量があるので、これは近日中にfabric 製軽量サドルに交換する計画です。
でもそれ以外、カスタムする場所がない・・・!